ジャニーズアイランドの社長に就任した井ノ原快彦の特殊能力とは

ジャニーズ事務所の副社長でジャニーズアイランドの社長であるタッキーこと滝沢秀明氏が退社をし、その後釜として元V6の井ノ原快彦がジャニーズアイランドの社長に就任した。いきなりの抜擢に疑問の声も出るが、井ノ原だからこそ、できることもあると期待されている。

滝沢氏は、2018年末で芸能界を引退し、ジャニーズジュニアの発掘・育成を行うジャニーズアイランドの社長に就任。ジャニー喜多川氏、藤島メリー氏が亡くなったことで、ジャニーズ事務所の副社長になったが、このほど退社した。その後任になった井ノ原は自身のタレント活動と共に、アイランドの社長としてジュニアの育成を担っていく。

ある芸能関係者は「これまで育成や発掘にかかわってきたことがない井ノ原ですから、本当にできるの?という懐疑的な見方もあります。しかも自身もタレント活動を続けていくのですから、大丈夫かとみられてもおかしくない」。

俳優としてもドラマ「特捜9」(テレビ朝日系)では主演を務め、「出没!アド街ック天国」(テレビ東京)では司会を務める。タレントとしては多忙な部類に入る。ただ、井ノ原だからこその能力もあるという。

あるテレビ局関係者は「ジャニーズのホームページでも就任の理由の一つとして『V6では年齢の異なるメンバーの調整役を26年間、務めてまいりました』とあるように、調整能力は抜群なんです。聞き上手というか、うまく人の話を吸い上げ、それを生かしていく能力は抜群です。そもそもタッキーのやっていたことを、そのまま継承していくのに、タレントと“二足の草鞋”は厳しいでしょうが、井ノ原の下に有能なブレインを置いておけば、井ノ原の調整能力で、うまく機能するだろうとも言われています。そのあたりを見越しての人事でしょうね」。

井ノ原ならではのジュニアの運営が楽しみだ。

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