広大なオリーブ畑でキャンプ!?香川県高松市「オキオリーブ」で非日常なキャンプを体験

香川県高松市の「oki olive(オキオリーブ)」では、なんと広大なオリーブ畑の中でキャンプができてしまいます!最寄りのICから車で15分とアクセス良好なうえ、一面のオリーブ畑に囲まれたロケーションで非日常感を満喫できます。今回は10月にファミリーキャンプをした様子をレポートします。

香川県高松市「oki olive(オキオリーブ)」では2万坪の広大なオリーブ畑でキャンプができる!

筆者撮影

「oki olive Garden キャンプサイト」は、2014年に作られたオリーブ畑「oki olive(オキオリーブ)」内にあります。

100%国産エクストラバージンオリーブオイル「澳オリーブ」を手がける園主が、2021年にオープンした新しいキャンプ場です。

香川県は日本のオリーブの発祥の地で、地中海に似た温暖で乾いた気候はオリーブ栽培に最適となっています。

オリーブ作りにぴったりな自然豊かで滑らかな空気の丘の上に位置し、1,500本ものオリーブの木が生える2万坪の広大なオリーブ畑がキャンプ場として開放されています。

基本情報

まずは「oki olive Garden キャンプサイト」の基本情報をチェックしましょう。

  • 名称:oki olive Garden キャンプサイト
  • 公式サイト:https://www.okiolive.com/camp-site/
  • 所在地:〒761-0445 香川県高松市西植田町4560-1
  • アクセス:高松自動車道「高松中央IC」より車で約15分、高松空港より車で約10分
  • TEL:080-1623-7772
  • チェックイン:11:30〜17:00
  • チェックアウト:〜11:00
  • 営業期間:通年営業
  • 定休日:なし
  • 施設タイプ:グランピング/区画サイト
  • 場内施設:カフェ、トイレ、炊事場、駐車場
  • 利用タイプ:宿泊、日帰りデイキャンプ
  • キャンプサイトの地面:芝

アクセス

「オキオリーブ」は、高松自動車道「高松中央IC」より車で約15分の場所にあります。

筆者撮影

さぬき新道(香川県道13号)の道中に、おしゃれな大きな看板が立っており、迷わずに入っていくことができます。

筆者撮影

坂を上がっていくとすぐに、一面オリーブ畑が広がります。

筆者撮影

高松空港も車で15分ほどと近く、キャンプ中にも離着陸していく飛行機をたくさん見ることができました。

利用料金

「oki olive Garden キャンプサイト」の利用料金は、以下の通り定められています。

  • テントサイト・・・3,000円~(1区画1泊)
  • グランピングテント・・・20,000円~(1棟1泊)

予約方法

予約は、「なっぷ」のサイトからインターネット予約が可能です。

【サイト】「フラットゾーン」と「ビューゾーン」から選べる! 1日1組限定のグランピングも

「oki olive Garden キャンプサイト」のテントサイトは傾斜の少ない「フラットゾーン」と眺望抜群の「ビューゾーン」に分かれています。

区画は特に決められておらず、なんと2万坪の広大なオリーブ畑の好きな場所に設営することができます。

車の乗り入れはできませんが、荷物の積み下ろし時には車を横付けできます。

筆者撮影

芝の地面は比較的柔らかく、ペグは簡単に抜き差しできました。

テントサイト(フラットゾーン)

筆者撮影

「フラットゾーン」は、比較的なフラットなサイトで、キャンプに慣れていない方にはこちらがおすすめ。

筆者撮影

筆者は今回「フラットゾーン」を利用しましたが、傾斜などは一切気にならず、快適にキャンプができました。

テントサイト(ビューゾーン)

筆者撮影

ビューゾーンは傾斜があるものの、一直線に並んだオリーブの木々の奥に池が見え、眺望が抜群です。

筆者撮影

眺望を重視したい方や、キャンプに慣れていて「多少の傾斜は気にならない!」という方には特におすすめです。

グランピング(1日1組限定)

筆者撮影

広大なオリーブ畑の絶景が楽しめる1日1組限定のグランピングは、夜はなんとフレンチフルコースディナーも楽しめます。

広さ約20㎡のグランピングテントに、ウッドデッキ、テーブルやイス、ベッドなどが完備されています。

定員は最大6名で、寝具の用意は計4名分までとなっています。

【設備】キレイな炊事場とトイレでファミリーや初心者も安心! オシャレなガーデンカフェも

「oki olive Garden キャンプサイト」にはキャンプに必要な設備がそろっており、それぞれがとてもオシャレで雰囲気抜群です。

各設備を写真付きでご紹介します。

ガーデンカフェ(受付)

筆者撮影

キャンプ場のシンボルでもある青い建物は2019年にオープンしたガーデンカフェで、キャンプのチェックインカウンターにもなっています。

筆者撮影

カフェは4月から12月の土日に営業していますが、筆者が訪れた際は畑のメンテナンスのために休業中でした。

カフェを利用したい場合は、事前に営業状況を確認することをおすすめします。

炊事場

筆者撮影

カフェの裏に流し台が2つあり、とてもきれいに清掃されていました。

お湯が出るので寒い時期でも安心です。

トイレ

筆者撮影

カフェの横にトイレがあり、洋式トイレが2つあります。

筆者撮影

きれいに清掃されており、内装もとてもオシャレです。

筆者撮影

外壁のアートは、併設のゲストハウスに長期宿泊されていたフランス人アーティストの方が手掛けられたそうで、こちらもとてもオシャレです。

筆者撮影

なお近くの貯水槽の外壁のアートは、香川県内の若手アーティストの作品。

筆者撮影

殺風景になりがちな設備がアート作品になるなんて、目からウロコですね!

灰捨て場

筆者撮影

カフェの裏に灰捨て場があり、BBQや焚火の後はこちらに片付けておきましょう。

駐車場

車はサイトに乗り入れはできないので、荷物の積み下ろし時以外には駐車場に停めておきます。

駐車場は20台分あり、宿泊キャンプ予約者は駐車料金無料で、原則1サイトにつき2台までとなっています。

筆者撮影

今回筆者はカフェ近くのフラットゾーンに設営し、P2を利用しました。

筆者撮影

栗の木があり栗がたくさん落ちていました。

筆者撮影

剣神社

筆者撮影

オリーブ畑から山道を登ると、「剣神社」という小さな神社があります。

筆者撮影

神社までの山道は、ちょっとした探検気分が味わえて子供たちも大はしゃぎ。森林浴ができて大人の散策にもぴったりです。

筆者撮影

山のてっぺんには、巨大な石が鎮座するこじんまりとした神社があります。

香川県高松市「オキオリーブ」キャンプサイトを利用して感じた3つのおすすめポイント

実際に「oki olive Garden キャンプサイト」でキャンプをしてみて感じた、3つのおすすめポイントをご紹介します。

1. 広大なオリーブ畑で非日常感を満喫できる

最大の魅力は、なんといっても広大なオリーブ畑でキャンプができるという唯一無二の経験ができること。

秋の季節はオリーブの収穫時期で、ちょうど筆者が訪れた10月上旬は収穫が終わったところでした。

筆者撮影

2014年に植えられたオリーブの木々は、2ルームテントよりも大きく成長しています。

筆者撮影

林間サイトとはまた違った趣の、オリーブの木々に囲まれてのキャンプは、ここでしか体験できない非日常感を満喫できます。

筆者撮影

オリーブ以外にも、ポメロや甘夏など色とりどりの果物の木が生えています。

筆者撮影

バッタやテントウムシなどの虫のほか、美しいさえずりを聴かせてくれる鳥もいて、楽園のような空間となっています。

2. アクセス抜群

筆者撮影

「オキオリーブ」は県道からほど近い場所にありながら、静かで落ち着いた雰囲気です。

畑がある丘を降りれば、車で10分前後圏内にスーパーやホームセンター、温泉がそろっているのでとても便利。

まずテントを設営してから、スーパーへの買い出しや温泉に行くこともできます。

3. 「サイトを選べる」「ペット可」など自由度が高い

実際に利用してみて特に実感したのが「自由度の高さ」。

キャンプ場に到着すると、スタッフの方が「好きな場所にテントを張ってくださいね~!」と気さくに声をかけてくださり、広いオリーブ畑のどこに設営するか考えるだけでもワクワク。

テントを設営できるオリーブ畑は広大ですが、駐車場や炊事場、トイレなどの設備が限られているため、1日に利用できる組数はそれほど多くはありません。

広々とした空間を贅沢に使ってキャンプができるので、とても開放感があります。

さらにペットもOKなので、ペットと一緒にキャンプを楽しみたい人にも嬉しいですよね。

【注意点】人気キャンプ場のため計画的に予約を! シャワーやゴミの持ち帰りにも注意

実際に「オキオリーブ」キャンプサイトを利用して分かった注意点についてもご紹介します。

予約は計画的に

2021年にオープンしたばかりの新しいキャンプ場ですが、他ではない体験ができる魅力にあふれており、すでに人気のキャンプ場となっています。

特に週末は予約が埋まっていることが多いので、早めに予約するか、平日の利用を検討することをおすすめします。

シャワーはないので注意

施設内にはシャワーや温浴施設はありません。

車で10分の場所にある、オシャレで人気の温泉「仏生山温泉」の利用がおすすめです。

ゴミの持ち帰りに注意

場内にはゴミ捨て場はありません。

500円の追加料金でゴミを引き取っていただけますが、ビン・カンは持ち帰りになるので注意しましょう。

【立ち寄りスポット】超人気うどん店「もり家」・日帰り温泉「仏生山温泉」・最寄りスーパーなど

市街地に近い「オキオリーブ」の周辺には、買出しに便利なスーパーから日帰り温泉、超人気うどん店、公園など立ち寄りスポットが充実しています。

実際に筆者が利用したスポットをご紹介します。

スーパー「マルヨシセンター川東店」

筆者撮影

キャンプ場から車で10分弱のスーパー「マルヨシセンター川東店」は、地元の食材など一通りのものがそろいます。

日帰り温泉「仏生山温泉」

筆者撮影

キャンプ場から車で15分の「仏生山温泉」は、とってもオシャレで人気の日帰り温泉です。

キャンプ場にはシャワーや温浴施設はないため、こちらの利用がおすすめです。

筆者撮影

古書の販売もあり、なんと湯船に持ち込んで読むこともできるそう。

筆者撮影

お風呂上がりに庭園を見ながらゆっくり過ごせる、休憩スペースもあります。

うどん店「本格手打 もり家 高松本店」

筆者撮影

キャンプ場から車で約5分の「もり家」は創業21年の超有名うどん店で、2015年にはNHKの人気番組「プロフェッショナル仕事の流儀」で取材されました。

お昼時には行列ができますが、筆者は平日の10時半開店と同時に到着し、1番乗りで入店できました。

座敷席があり駐車場も広いので、ファミリーでも訪れやすいお店です。

筆者撮影

人気メニューはジャンボかき揚げが乗った「かき揚げおろしうどん」。ボリューム満点なのでおなかを空かせて行きましょう!

筆者撮影

高松市立「仏生山公園」

筆者撮影

キャンプ場から車で約10分の「仏生山公園」は、1~2時間ほどサクッと遊ぶのにちょうど良い規模感の公園です。

筆者撮影

池やバラ園などがあり散策にちょうど良く、大型遊具は子供に大人気です。

「オキオリーブ」でしか味わえないオリーブ畑のキャンプを楽しもう!最新情報も要チェック

筆者撮影

「オキオリーブ」は広大なオリーブ畑の好きな場所にテントを設営し、開放感あふれるキャンプを満喫できます。

2021年にオープンしたばかりの新しいキャンプ場で、今後トイレや炊事場の増設など、キャンプ場の拡大も検討されているそうです。

今回ご紹介した内容とは、サイトや設備、利用ルールなどに変更が生じている場合がありますので、公式サイトで最新情報をチェックすることをおすすめします。

© ハピキャン