エイサーや沖縄グルメにちむどんどん 横浜・鶴見区でウチナー祭 きょうまで

 【神奈川】多くの県出身者が住む横浜市鶴見区で5日、第7回鶴見ウチナー祭(同祭実行委員会主催、鶴見区、琉球新報社、「ちむどんどん」横浜鶴見プロジェクト共催)が開幕した。6日まで。同区の入船公園での開催は3年ぶりとなった。2日間で3万人超の来場が見込まれる沖縄芸能のイベントは初日からにぎわった。

 ステージ会場は、はえばる工房やAkow Crew(アコークロー)、大工哲弘&苗子さんらが登場。隣接する野球場では中野区新風エイサーや久保田守礼会などが大太鼓の重厚な音を響かせ、伝統のエイサーを披露した=写真。

 そばをはじめ、タコライス、沖縄おでん、天ぷらなどのソウルフード、南米料理などの出店が軒を連ねて行列ができた。泡盛やビールの提供もあり、参加者は飲食を楽しみながら祭りを満喫した。

 鶴見ウチナー祭は、沖縄の食、芸能、音楽などの文化と鶴見の魅力を生かしたまちづくりの一環で、2016年から始まった。

(斎藤学)

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