国内有数のミカンの産地として知られる浜松市の三ヶ日で、「三ヶ日みかん」の集荷作業がきょうから始まりました。
浜松市北区のJAみっかびの集荷場には朝から農家が続々とみかんを持ち込みました。
持ち込まれたおよそ50トンのミカンは、去年導入の人工知能=AIを活用した自動識別システムで病気や内容に問題がないかなどを確認したあと、箱詰めされました。
今年は大雨などで栽培には厳しい条件でしたが秋晴れが続いたことで、甘味と酸味のバランスがとれた仕上がりだということです。
〈JAみっかび井口義朗代表理事組合長〉「上々の出来栄えになってきたので、三ヶ日みかんを堪能していただけると思います」
三ヶ日みかんは地元をはじめ、中京圏や関東方面などに来年4月上旬ごろまで出荷される予定です。