ロシア中部コストロマのナイトクラブで5日、13人が死亡する火災があり、捜査当局は6日までに、ウクライナでの軍事作戦で負傷した23歳の帰還兵の男を容疑者として拘束した。現場で火災発生の原因となった狩猟用の発煙弾を発射したとみられている。詳しい動機は不明。ロシアメディアが報じた。
ロシア紙コメルサント電子版などによると、男は志願兵として軍事作戦に参加。今春に負傷し、地元に戻っていた。調べに対し「ひどく酒に酔っていて、何も覚えていない」と供述しているという。
捜査当局は5日、男のほかに、防火対策不備の疑いでナイトクラブ店長も拘束、取り調べている。(共同)