長澤まさみが12年前の取り調べにある疑念を抱く「エルピス」第3話。眞栄田郷敦がファインプレー!?

フジテレビ系連続ドラマ「エルピス-希望、あるいは災い-」(月曜午後10:00=関西テレビ制作)は、本日11月7日・第3話が放送される。

ドラマは、実在の複数の事件から着想を得て制作された社会派エンターテインメント。スキャンダルによってエースの座から転落したアナウンサー・浅川恵那(長澤まさみ)と彼女に共鳴した仲間たちが、犯人とされた男性の死刑が確定した冤罪(えんざい)疑惑を追う中で、一度は失った“自分の価値”を取り戻していく姿を描く。恵那と共に行動するうだつのあがらない若手ディレクター・岸本拓朗を眞栄田郷敦、恵那と拓朗の先輩で報道局のエース記者・斎藤正一を鈴木亮平が演じる。

第3話では、新聞記者からの情報提供で捜査関係者にたどり着いた恵那が、12年前の取り調べにある疑念を抱く。

恵那が一刻も早く死刑囚・松本良夫(片岡正二郎)の冤罪を証明しなければと焦りを募らせる中、弁護士・木村卓(六角精児)から新聞記者・笹岡まゆみ(池津祥子)を紹介される。そして、恵那と拓朗は、新聞社が保有する当時の事件資料を手に入れることに成功する。

まゆみは政治部の記者だが、聞けば、一連の殺人事件の現場となった八頭尾山に思い入れがあり、事件について個人的に調べたところ、真犯人による犯行の可能性に行き着いたという。

強力な助っ人の登場に勢いづいた恵那は、早速、資料を基に12年前に事件の捜査に関わった八飛署の刑事・平川勉を訪ねる。しかし、平川はすでに最高裁で判決が下されていることを理由に、「犯人は松本で間違いない」の一点張り。実際に取り調べを行った刑事にも話を聞こうとするが、すでに退職して所在は不明だった。

ところが、2週間後、拓朗が思わぬ方法で居場所を突き止め、恵那は松本の自供を引き出したとされる元警部・山下守にインタビューを敢行する。核心をつく質問に、どこか歯切れの悪い返答をする山下の様子を見て、恵那は当時の取り調べに、疑念を抱く。そして、撮影した映像を拓朗と編集していると、編集室のドア越しに、斎藤が中の様子をうかがっていて…。

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