新発田女性殺害事件、検察側が死刑求刑・新潟地裁

新潟地裁

 2014年に新発田市の会社員女性=当時(20)=が殺害された事件で、殺人と強制わいせつ致傷などの罪に問われた被告の無職男(39)の裁判員裁判の論告求刑公判が7日午前、新潟地裁(佐藤英彦裁判長)であり、検察側は「被害者の尊厳を極限まで踏みにじり、極限まで恐怖に陥れた犯行だ」と述べて死刑を求刑した。弁護側は無罪を主張している。

 新潟地裁で死刑が求刑されるのは、裁判員裁判が始まった2009年以降2例目。

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