北海道は7日、伊達市の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが疑われる事案が発生し、遺伝子検査の結果、陽性だったと明らかにした。道内では今季2例目。飼育されている肉用鶏約15万羽の殺処分に向け、農林水産省と協議している。
道によると、伊達市の養鶏場から6日夜、「鶏が約60羽死んでいる」と家畜保健衛生所に通報があり、簡易検査で陽性と確認された。
殺処分が決まれば、この養鶏場から半径3キロ以内の2カ所の農場で飼育されている約6万羽の移動と、3~10キロ以内の3カ所の農場で飼育されている計10万羽の域外搬出を禁止する。