DeNA三嶋、難病から復帰 「前しか向いていない」

復帰へ向け、秋季練習に参加したDeNA・三嶋=神奈川県横須賀市(球団提供)

 国指定の難病の黄色靱帯骨化症を患い手術を受けたDeNAの三嶋一輝投手が7日、神奈川県横須賀市での秋季練習で現状を語った。慎重に練習の強度を上げながら既に約40メートルのキャッチボールができるまでに回復しており「思った以上に動けている。前しか向いていない」と明るく話した。

 異変を感じたのは1月。左脚に力が入らず、歩くのもつらい状態になった。違和感を抱えながらもポジションを明け渡したくない思いもあり投げ続けた。

 複数の病院を受診する中で胸椎の靱帯が骨化し、神経を圧迫していると判明。医師から「今すぐ手術しないといつか歩けなくなる」と言われ、8月に手術を受けた。

© 一般社団法人共同通信社