
【ワシントン共同】米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は6日、サリバン大統領補佐官(国家安全保障問題担当)が過去数カ月の間に、プーチン・ロシア大統領の最側近のパトルシェフ安全保障会議書記や、ウシャコフ大統領補佐官(外交担当)と極秘協議したと報じた。米当局者らの話としている。
サリバン氏は米政権でウクライナ情勢への対応を主導してきたとされる。同紙は、サリバン氏には情勢激化の回避を模索し、ロシアによる核兵器使用の可能性に警告を送る目的があったと伝えた。協議の回数や日付、具体的な成果があったかどうかは不明だ。