岡山県新見市は、公共施設の男性用トイレの個室に、サニタリーボックス(汚物入れ)を設置しました。
大腸がんなどの病気や高齢による理由などで尿漏れパッドを使用している人や、性的マイノリティの人で生理用品を使用している人などが、使用済みのものを処理できるようになりました。
大人用おむつなども捨てられるよう大きめのボックスを選定し、一般のごみを入れないよう個室内に設置目的を掲示しています。
ボックスは、市役所本庁舎、南庁舎、4支局、まなびの森新見図書館(中央図書館)のそれぞれ1階に設置。市民が利用する頻度の高い7施設22個室に、岡山県男女共同参画月間に合わせ11月から設置しています。
今後は利用状況などを把握し、他の公共施設にも拡大を検討します。また、公共施設への設置を通し、民間施設にも広がることを期待しています。