令和臨調・知事連合が発足 代表世話人は村井宮城県知事 国家的な課題を話し合う

国家的な課題について民間の有識者らが話し合う令和臨調の活動に、地方の視点を反映させます。宮城県など22県の知事が、知事連合を発足させました。

村井宮城県知事「人口減少社会の克服と、地域経済の活性化を図ることを目的に活動して参りたい」

民間の有識者らでつくる令和臨調は、1990年代に選挙制度改革などを訴えた民間政治臨調の令和版で、6月に発足しました。

政治や社会保障制度の改革を目指し、政策を提言していく方針です。

令和臨調の活動に地方の視点から影響力を及ぼそうと、知事22人が令和臨調・知事連合を1日付で発足させました。

知事連合の代表世話人は、村井宮城県知事が務めます。

村井宮城県知事「大都市に人口が偏重してしまうといった課題を克服するためには、地方の声を大切にしなければならない」

知事連合では、今後3年間の活動で地方での外国人材の受け入れ拡大や人口や企業が首都圏に集中するリスクなどについて、独自の提言を発信していくとしています。

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