6日、廿日市市のボートレース場でレース中に事故があり29歳の選手が死亡しました。
ボートレース宮島によりますと、6日午後2時半ごろ第10レースの3周目でボート同士が接触。
中田達也選手(29)が水面に投げ出され、後続のボートと衝突したということです。
中田選手はすぐ救助され病院に搬送されましたが、およそ40分後に死亡が確認されました。
ボートレース宮島では1954年の開設以来、レース中の死亡事故は初めてだということです。
事故を受け、11日まで予定していたレースはすべて中止となりました。
中田選手は福岡県出身でこれまでに7回優勝していました。
来年1月には選手の最高ランクA1に昇格する予定で若手の有望株でした。