7日、大竹市の化学製品製造工場で火災が起きました。けが人はいないということです。
工場から灰色の煙が立ち上っています。
消防によりますと、正午前、大竹市の化学製品メーカー ダイセルの工場内にあるボイラーで、溶接作業中の火花が石炭に燃え移り火災が起きました。
消防車6台が出動し泡を使うなどして消火活動にあたり、8日午前8時50分に鎮火しました。
けが人や逃げ遅れた人はいないということです。
会社によりますと、火災が起きたボイラーは工場で使う電気を発電していて、現在は年1回の定期修理中でした。
石炭はボイラー内にほとんど残されていませんでしたが、ボイラーまで輸送する設備に残っていたものに引火したのではないかということです。