
政府の有識者懇談会は7日、地域の特産品や文化を生かし活性化に取り組んだ成功事例「ディスカバー農山漁村の宝」の最優秀賞に当たるグランプリに、地域で生産したシルクをスキンケア商品に加工し、ブランド化して海外進出した沖縄県今帰仁村の企業「沖縄UKAMI養蚕」を選んだ。
養蚕などに荒廃農地を活用したほか、高齢者や障害者の所得向上に貢献したことが評価された。
優秀賞はビジネス部門、コミュニティ部門、個人部門で、計5の団体、個人が受賞した。岡田直樹地方創生担当相は「地域づくりの大きな原動力になる。地域の知恵や工夫が大きく実を結ぶよう、これからも手伝いたい」と述べた。