シューマイで目指せ!「甲子園V」 抹茶や青大豆使用、京都・福知山の高校生

プロの料理人の指導を受けながらシューマイを作る生徒たち(手前の3人)=福知山市正明寺・福知山淑徳高

 高校生が地元食材を使った料理で腕前を競う「第11回ご当地!絶品うまいもん甲子園」の全国大会に、前回優勝の福知山淑徳高(京都府福知山市正明寺)が近畿代表で出場する。市内産の青大豆や京丹波町産の豚肉を入れた3種類のシューマイで4度目の優勝を目指す。

 同校調理系列で学ぶ荻野遥花さん(17)、大槻心愛(ここの)さん(17)、瀧愛結(あゆみ)さん(16)の2年生3人。

 3種類全てに、福知山市中六人部の農家から提供された青大豆「さやひかり」を使用した。3人は青大豆の消費拡大を目指す生産者の思いを聞き、青大豆のおいしさを最大限に生かせるメニューとして、1カ月がかりでオリジナルシューマイを完成させた。

 「お茶焼売」は、抹茶を練り込んだ緑色の生地や茶葉に似せた形が特徴で、上から中身の具材が見えるよう工夫した。「ゆば焼売」は柔らかい京丹波高原豚をゆばで包み、肉汁の甘さを味わえる。調理過程で出るおからとエビを使った「おから焼売」はモチモチとした食感に仕上げた。

 8月の近畿選抜大会では味や見た目だけでなく、地域貢献をアピールしたプレゼンテーションも高く評価され、優勝を果たした。

 27日に東京で開かれる全国大会に向け、10月下旬にはプロの料理人からアドバイスを受けた。ホテル日航プリンセス京都(京都市下京区)の総料理長、中埜智史さん(56)が「食感を出すには具材の肉やエビをもっと増やした方がいい」と助言し、3人は熱心にメモを取っていた。リーダーの荻野さんは「プロの意見を聞けて、自分たちの視野が広がった。昨年優勝した先輩たちに続き、全国制覇したい」と話している。

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