群馬県の下仁田にある『神津牧場』は、日本最古の洋式牧場です。自然に囲まれた山の中にある牧場で、牛や羊、ヤギ、ウサギなどといったたくさんの動物が飼育されています。まさに『ぼくのなつやすみ3』のような環境である神津牧場では、動物たちに囲まれてキャンプを楽しめます。今回は楽しみ方や見どころ満載の素晴らしい牧場である神津牧場を、筆者が実際に行ってみた感想を交えて詳しく紹介します。
120年以上の歴史を持つ日本最古の洋式牧場『神津牧場』の概要をチェック!
『神津牧場』とは、群馬県下仁田町にある牧場です。その歴史は120年以上前からあり、日本最古の洋式牧場でもあります。
牛といえば、白と黒のまだら模様が特徴的な「ホルスタイン種」が一般的ですが、神津牧場では茶色の毛並みをしたジャージー種を放牧させて飼育しています。
ジャージー種は牛乳が濃いのも特徴で、神津牧場で生産された乳製品はどれもコクがあり非常に美味しいです。1番のオススメはソフトクリームです。
群馬県内には日本に4つしかないハーゲンダッツ工場の1つがありますが、そこで製造されているアイスクリームの10倍美味いです。(個人の感想です)
ソフトクリームを食べるがために、わざわざ群馬県の山奥に行くだけの価値があります。
また、神津牧場には敷地内にウサギや羊などの動物と触れ合えるスペースがあったり、キャンプスペースがあったりと、動物や自然をたっぷり堪能できます。ここでキャンプをすれば、『ぼくのなつやすみ3』のような時間を過ごすことができますよ。
- キャンプ場正式名称:神津牧場
- 郵便番号:370-2626
- 住所:群馬県甘楽郡下仁田町大字南野牧250
- TEL:0274-84-2363
- 営業期間:一部施設は冬期休業
- 定休日:水曜日
- 公式サイト:http://www.kouzubokujyo.or.jp/
- アクセス案内:上信越自動車道『下仁田I.C』、または『佐久I.C』から車で約40~50分
- 駐車場の台数:80台
- 施設タイプ:フリーサイト
- ロケーション:牧場
- 体験・アクティビティ:牛追いツアー、ナイトツアー、乳しぼり体験など
- 近隣施設(車で30分以内):世界遺産荒船風穴
- キャンプサイトの地面:芝生
神津牧場の料金
- キャンプ:テント一張り及びタープ2,000円+大人(中学生以上)500円/人、子供(6才以上)300円/人
- ロッジ宿泊:大人(中学生以上)8,500円/人、子供(6才以上)6,000円/人
- 動物ふれあい料金:乳しぼり500円、ポニー乗馬500円、おさんぽヤギさん(15分)300円
- その他料金:牛追いツアー600円/人、バター作り体験700円/人、ナイトツアー1,400円/人
※現在休止中の施設もありますので、最新情報は公式サイトにてご確認ください。
群馬県『神津牧場』へ行ってみた!キャンプサイトや展望台など気になるポイントを写真つきで紹介
神津牧場では、動物たちとの触れ合いや豊かな自然の中でのキャンプなど、さまざまな見どころや楽しみ方があります。
ここからは、筆者が実際に神津牧場へ行ってきた様子を写真付きでお伝えしていきます。
ログハウス調の食堂が超オシャレ!食事も絶品で心もお腹も満たされる
神津牧場は群馬県にあるとは言っても、長野県との県境なので群馬の中心地からは結構遠いです。
正直「こんな山奥に施設があるのかよ」と思いながら車を走らせていると、神津牧場へ到着しました。
車を止めて、まずは腹ごしらえのために食堂へ。
食堂はログハウス調の建物で、非常に良い雰囲気でした。
海の家といえばカレー。牧場といえばカレー。とりあえずカレーを頼んでおけば間違いはないだろう、ということでカレーと牛乳を注文しました。
牛乳は当たり前のように濃厚で美味しかったです。カレーは牧場の牛乳を入れているのか、コクが強くまろやかな味でした。
店内も非常に落ち着く雰囲気で、ゆったりと食事を楽しめます。
キャンプサイトは綺麗な芝生!五右衛門風呂のセルフサービスもあり
腹ごしらえを済ませた後は牧場探索です。
まず、キャンプエリアに足を運んでみると、綺麗な芝生の開放的なサイトが広がっていました。
キャンプエリアの一角には、セルフサービスで使える五右衛門風呂も。
キャンプは夏季のみの営業となりますが、昼は緑に囲まれた開放的な景色を、夜は澄んだ夜空に輝く星々を見られるようです。
また、神津牧場では「自由な発想のキャンプ」を大切にしており、敷地内の雑木林に落ちている木々を薪として使うのもOKな様子。いろいろな楽しみ方ができそうですね。
動物触れ合いエリアではさまざまな動物たちに会える!
動物触れ合いエリアでは、牛・羊・ヤギ・ウサギといった動物に触れ合えます。
まずはウサギに会いに行ってみると、そこには重厚感のあるウサギさんがいました。
続いて、羊とヤギを見てみます。
有料で餌やりをしたり、ヤギの散歩を見たりもできます。
また、ウサギ・羊・ヤギだけでなく、ポニーもいました。ポニーは500円で乗馬もできるようです。
見晴らしのいいスポットも!ただし野生動物には注意しよう
展望台があるということで、行ってみることにしました。
前日の雨のせいか地面がぬかるんでいて歩きにくかったです。展望台に行く人は汚れてもいい靴で向かいましょう。
ぬかるんだ山道を進んでいくと、見晴らしのいい牧草地帯にたどり着きました。
「あれ?展望台は?」とは思いましたが、どうやら道を間違えた様子……。これはこれでいい景色が見れたので満足して元の道を戻りました。
道中、ぬかるみの中にクマの足跡を見かけたので、これに関しては注意したほうがいいかもしれません。神津牧場は山奥にありますので、あくまでクマの生活圏内に人間がお邪魔していることを忘れずに。
神津牧場の名物「牛の行列」は圧巻の風景
見晴らしのいい牧草地帯から牧場へ戻ると、毎日13時から開催されている神津牧場の名物「牛の行列」の時間になりました。
人間に先導されることなく、自然と牛舎に戻る大量の牛の行列は圧巻です。
たまに道草して草を食べてる牛さんもいました。これがホントの道草です。
ちなみに、牛の赤ちゃんを見学したり、有料で乳搾りをしたりといった触れ合い方もできます。
ソフトクリームが超絶品!品の良い味わいがたまらない
最後に筆者イチオシのソフトクリームを食べて、牧場観光の終了です。
このソフトクリームが本当に美味しい。レベルが違う美味しさです。
今までいろいろな牧場でソフトクリームを食べてきましたが神津牧場のソフトクリームはレベルが違います。一言で言うと、品が良い。育ちの良さを感じるようなアイスです。
「何を言っているのか分からない」と思ったそこのあなた、食べてみれば意味が理解できます。是非、訪れて食べてみましょう。
群馬県下仁田の『神津牧場』は牧場の中でキャンプができる!動物たちと楽しい時間を過ごそう
神津牧場は、美味しい食べ物に雄大な自然、多くの動物たちと、牧場キャンプを堪能出来る場所です。
限りなく自然に近い環境なので野生動物も沢山いて、夜間には牧草を食べにくる鹿の群れを見ることができるかも。ネイティブに近いキャンプを求める人にもオススメです。
また、道中に富岡製糸場、近くには荒船風穴と、世界遺産がふたつもあります。大人から子どもまで楽しめる観光スポットが近隣にあることで、家族連れでも楽しめるでしょう。
筆者は神津牧場に行ってから、ぼくのなつやすみ3をまたやりたくなりました。ちなみに、ぼくのなつやすみ1の舞台である月夜野は群馬県です。なんの話かわからんという人はとりあえず、『ぼくのなつやすみ』で検索!
最後は筆者の趣味の話になってしまいましたが、是非、神津牧場へ訪れて牧場キャンプを楽しんでみてはいかがでしょうか。
神津牧場の概要
- キャンプ場正式名称:神津牧場
- 郵便番号:370-2626
- 住所:群馬県甘楽郡下仁田町大字南野牧250
- TEL:0274-84-2363
- 営業期間:一部施設は冬期休業
- 定休日:水曜日
- 公式サイト:http://www.kouzubokujyo.or.jp/
- アクセス案内:上信越自動車道『下仁田I.C』、または『佐久I.C』から車で約40~50分
- 駐車場の台数:80台
- 施設タイプ:フリーサイト
- ロケーション:牧場
- 体験・アクティビティ:牛追いツアー、ナイトツアー、乳しぼり体験など
- 近隣施設(車で30分以内):世界遺産荒船風穴
- キャンプサイトの地面:芝生