8日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続伸した。米中間選挙で野党の共和党が優勢との見方から前日の米国株が上昇したことを好感し、買い注文が膨らんだ。上げ幅は一時300円を超えた。
午前10時現在は前日終値比325円26銭高の2万7852円90銭。東証株価指数(TOPIX)は17.90ポイント高の1951.99。
前日の米ダウ工業株30種平均は続伸した。高インフレへの不満を背景に共和党が下院の多数派を奪還することが有力視され、民主党のバイデン政権が富裕層向けの増税などを実施しにくくなるとの思惑から買いが優勢となった。