DeNAファンと選んだ年間MVPは伊勢 セットアッパーで飛躍

クライマックスシリーズで3連投するなどチームを支えた伊勢=10月、横浜

 神奈川新聞の担当記者がツイッター(@Kanaloco_bay18)を活用し、ファンと一緒にベイスターズのMVPを選ぶ企画で、年間MVPは今季セットアッパーとして飛躍を遂げた伊勢大夢投手(24)に決まった。全4573票のうち、5割に迫る支持を集めた。

 3年目の今季は開幕から21試合連続無失点を記録すると勝ちパターンの一角を担い、12球団最多の71試合に登板。防御率1.72と安定感を発揮し、39ホールド、42ホールドポイントはいずれも球団のシーズン記録を更新した。

 クライマックスシリーズ第2戦では七回1死一、三塁から回またぎで打者5人をシャットアウトするなどチームの窮地を何度も救った。三浦監督も「しんどいところでも黙々と投げてくれた」と評価していた。

 このほか、3年ぶりに2桁の11勝をマークした左のエース今永に41%が集まった。また、コメント欄には「チームのムードを上げ主将として躍進に貢献した」、「大量離脱があった時もを引っ張ってくれた」などと佐野を推す声も多かった。

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