処分場の候補地に「重要湿地」 リニア残土、岐阜・御嵩町

 JR東海のリニア中央新幹線工事に伴う残土の処分場候補地となっている岐阜県御嵩町の山林の一部に、希少な植物が群生するとして環境省が選定した「重要湿地」が含まれていることが8日、町への取材で分かった。

 町は住民にこの事実を公表しておらず、10日に予定しているJR東海や専門家らによる公開フォーラムで説明するとしている。

 町によると、候補地には環境省の絶滅危惧種リスト(レッドリスト)の「絶滅危惧2類」に指定されるハナノキなどが分布している。

 渡辺公夫町長は昨年9月、受け入れる前提でJR東海と協議入りすると表明。住民らには受け入れを懸念する声がある。

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