厚生労働省は8日から、米バイオテクノロジー企業ノババックスが開発した新型コロナウイルスワクチンを、9月に接種が始まったオミクロン株対応の新ワクチンの代わりに1回接種できるようにすることを決めた。接種の選択肢を広げるのが狙い。7日付で自治体に通知した。
対象者は、前回接種から6カ月以上が経過した18歳以上で、以前打ったワクチンの種類にかかわらず、3~5回目の追加接種に利用できる。
ノババックスのワクチンはウイルスのタンパク質の一部を使う「組み換えタンパクワクチン」と呼ばれるタイプで、ファイザーやモデルナのワクチンとは仕組みが異なる。