「誰も知らない明石家さんま」恒例ドラマで杉野遥亮がさんま、東京03・角田が萩本欽一を熱演

日本テレビ系で11月20日放送の「誰も知らない明石家さんま 第8弾」(午後7:00)の特別ドラマ企画「明石家さんまVS萩本欽一」で、杉野遥亮が明石家さんま、東京03・角田晃広が萩本欽一を演じることが分かった。

「誰も知らない明石家さんま」は、さんまのいまだに知られざる一面に迫る特別番組。番組恒例のさんまの半生を事実に基づいて描く特別ドラマでは、1987年当時“視聴率100%男”と呼ばれた萩本と若き日のさんまの初の共演となった、伝説の一夜をドラマ化。脚本は今年も芥川賞作家でもあるピース・又吉直樹が担当する。

物語の舞台は87年。お笑い界に激震が走った、時代が大きく変わった夜。当時31歳のさんまVS国民的お笑い芸人・萩本の直接対決「欽ドン!スペシャル」での戦いは、世間から下剋上と呼ばれた。お笑い史を変えたといわれる番組の舞台裏を、当時の演出家や2人の関係者に徹底取材し、ひも解く。

杉野は「今回さんまさん役を演じるにあたって、過去の映像をたくさん見させていただいたんですが、あらためて『ああ、かっこいい人だな…』と思いました。よく“現場は戦場だ!”なんて言ったりしますけれど、さんまさんが萩本欽一さんに『欽ドン』最終回ゲストで挑むシーンは…まさに戦場でした。いつも何かと戦っているさんまさんを演じることを通じて、『自分はもっと頑張れるな』と背中を押していただく瞬間がありました」とさんまの姿に感銘を受けた様子。

さんま役への挑戦については、「オファーをいただいた時、さんまさんを演じること自体も難しいだろうし、関西弁もゼロからの挑戦ですし、自分が何をどこまでできるのかとか全然想像もつかなかったんですけど、『もうこうなったら、腹をくくってやるしかない、全部出し切るぞ!』という気持ちで、角田さんと2人で精いっぱい演じさせていただきました。ぜひ、ご覧いただければと思います」と話している。

角田は「今回萩本さん役をやらせていただくにあたって、昔のコント55号の映像をたくさん見まして、めちゃくちゃ面白かったんです。そのコントをまさに再現するシーンもあって、ちゃんとやれるか、みたいなプレッシャーもありました。あらためてコント55号のコントを見る機会がいただけたというのは、すごくありがたかったですし、東京03でコントをやる上でも生かせたらなって思いました」と充実した時間となったことを伝え、「杉野くんと2人で精いっぱいやって、楽しい作品になったと思います。ぜひご覧ください」とアピールした。

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