
大阪府は8日、新型コロナウイルス対策本部会議を開き、感染状況を判断する独自基準「大阪モデル」に基づく3段階の警戒水準を、現在の「警戒解除(緑信号)」から「警戒(黄信号)」に引き上げることを決めた。
会議では、今後到来が見込まれる流行「第8波」で、第7波を超える規模の1日最大3万1千人の感染者が出るとの府の予測が示された。インフルエンザと合わせると5万4千人に上るという。
対策として休日でも対応できる臨時の発熱外来を整備したり、9歳以下の子どもに無料で検査キットを配ったりする。府民への行動制限は求めない方針。