栃木県内新たに1403人感染2人死亡 クラスター7件 新型コロナ

新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 栃木県は8日、新たに計1403人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。1日当たりの新規感染者数は、41日ぶりに千人を超えた前週の同じ曜日(1日、1171人)を232人上回り、県内の累計感染者数は24万7499人となった。7日に40代と70代の男性計2人が死亡し、県内の死者は計534人となった。1人は死亡後に陽性が判明し、もう1人は入院中だった。

 新規感染者は0歳~90歳以上。40代以下が7割超を占め、10代288人、40代228人、30代197人、10歳未満174人、50代157人、20代143人などと続いた。

 クラスター(感染者集団)は計7件発生。宇都宮、鹿沼、野木の3市町内の高齢者施設でそれぞれ8人、6人、7人、宇都宮市内の2カ所の医療機関でそれぞれ15人、16人、下野市内の医療機関で6人、那須塩原市内の障害者施設で8人の感染が判明した。

 7日現在の病床使用率は28.2%。8日現在の入院者(予定含む)は167人、宿泊療養者63人、重症者4人。

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