任天堂、9月中間決算で最高益 円安が寄与、ソフト売り上げ好調

任天堂の業績(9月中間決算)

 任天堂が8日発表した2022年9月中間連結決算は、純利益が前年同期比34.1%増の2304億円、売上高が5.2%増の6569億円だった。円安が寄与し、純利益は中間決算として過去最高を更新した。家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」の販売台数は半導体不足の影響で減少したが、ゲームソフトの売り上げは増加した。

 9月発売の「スプラトゥーン3」が790万本の販売となるなど、全15タイトルがミリオンセラーとなった。下期には「ポケットモンスター」の新作の発売も控える。

 スイッチの22年度の販売台数予想は従来予想の2100万台から1900万台に引き下げた。

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