縁起物でおせち料理にも…「クワイ」の初出荷始まる 福山市

正月のおせち料理などに使われるクワイの出荷が、日本一の生産量を誇る福山市で始まりました。

検査員がケージを使ってサイズや色合いなどを確認をしているのは福山市名産の「クワイ」です

「芽が出る」と縁起が良い食材としておせち料理などで重宝されていて、全国シェアの約6割が福山市ということです。

今年は雨が少なく水不足が心配されましたが、やや小ぶりながらも苦みが特徴のおいしいクワイができたということでおよそ1300kgが初出荷されました。

福山くわい出荷組合 渡辺 孝信組合長「全国の皆さまに縁起物のクワイを食べていただきまして、日本全国がいい芽が出るようにと思っております」

クワイの出荷は来月22日までにおよそ130tを見込んでいて、県内以外にも東京や九州などへ出荷されるということです。

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