【皆既月食】京都・地球の影にすっぽり入り、赤銅色に輝く

ほぼ地球の影に入り、赤銅色に輝く月(8日午後7時16分、京都市中京区・京都新聞社から東を望む)

 月が地球の影にすっぽり入る「皆既月食」が8日午後7時16分ごろ、京都市中京区の京都新聞社から確認できた。月の影が赤銅色に輝き、幻想的な雰囲気を醸し出している。

 京都市青少年科学センター(京都市伏見区)によると、今回は月食中に天王星が月に隠れる「天王星食」も同時観察でき、「ダブル食」となる。皆既月食中に惑星食が起きるのは442年ぶり。次に京都で、皆既月食と天王星食のダブル食が観察できるのは約6800年後のレア体験だ。

 太陽と地球と月が一直線に並び、月全体が地球の影に完全に覆われる皆既月食は午後8時42分まで続く。部分食は午後9時49分まで。

 一方、京都市内で天王星が月の後ろに入る「潜入」の始まりを観察できるのは午後8時31分、天王星の出現開始は午後9時21分。同センターは「皆既月食は肉眼で見ることができるが、天王星食を観察するためには双眼鏡や望遠鏡に三脚も必要」とアドバイスする。

 京都地方気象台によると、8日夜の京都府南部はおおむね天候に恵まれるが、北部は湿った空気の影響で雲が広がりやすいという。

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