「マイナ保険証」表明で質問や不安5千件 河野デジタル相「しっかり答えていきたい」

河野太郎氏(資料写真)

 河野太郎デジタル相(衆院神奈川15区)は8日、閣議後のオンライン会見で、現行の健康保険証を2024年秋に廃止し、マイナンバーカードと一体化した「マイナ保険証」に切り替える方針を表明した10月13日からの25日間で、デジタル庁のホームページ(HP)に計約5千件の質問や不安が寄せられたと明らかにした。

 河野デジタル相によると、マイナンバーカードの取得が義務化されることへの質問をはじめとして、個人情報に関する安全性を懸念する声が多く寄せられた。紛失時の対応や再発行の手続きに関する質問もあったという。

 寄せられた意見から7つを選び、同庁のHPにQ&A形式で回答を掲載したといい、河野デジタル相は「皆さまからの意見や質問にしっかり答えていきたい」と語った。

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