横浜で4年ぶり運河パレード 12、13日に多彩な催し

2018年に行われた「運河パレード」の様子(横浜市提供)

 かつて運河として使われた大岡川や中村川、横浜港などを舞台に海や河川の魅力を発信するイベント「よこはま運河チャレンジ2022」が12、13両日に開かれる。10回目の今年は、船団が市街地を巡る「運河パレード」が4年ぶりに復活。観光船によるクルーズも運航し、水辺から横浜中心部の景色を楽しめる。

 地元有志らによる団体や横浜市などでつくる「よこはま都心部水上交通実行委員会」の主催。

 運河パレードは12日午後1時から、みなとみらい線元町・中華街駅前に初めて設置される仮設桟橋をスタート。観光船やプレジャーボート、スタンドアップパドルボード(SUP)などが船団を組む。翌13日には、横浜駅東口や象の鼻パークなどと同仮設桟橋を結ぶ四つの新航路を含む計5コースでのクルーズを満喫できる。

 横浜日ノ出桟橋周辺や蒔田公園会場では12日、地域の飲食店が出店する「食の市」や、地元の小中学校の吹奏楽部などによる音楽ライブを行う。運河での水難救助訓練も披露される。

 クルーズは事前予約制で先着順。詳細は実行委メンバーのNPO法人「HamaBridge 濱橋会」のホームページ(https://hamabridge.or.jp/)。

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