三崎・城ケ島花火大会が復活 打ち上げ場所変更で「臨場感」

2500発の花火が打ち上がった「三崎・城ケ島花火大会」=2019年

 3年ぶりの「三崎・城ケ島花火大会」が12日、三崎港で開催される。新型コロナウイルスの影響で規模は縮小されたが、主催者は「地元経済界手づくりのイベントを楽しんでほしい」と来場を呼びかけている。

 2008年まで実施していた三崎地区の花火大会に代わる形で、11年に「三崎・城ケ島夏祭り」として花火の打ち上げが復活。18年からは現在の名称に改め、実行委員会(香山賢一郎委員長)が主催している。

 当日は午後6時半から15分間、スターマインなど700発が夜空を彩る。荒天中止。産直施設「うらり」周辺では、20店ほどの出店が並ぶ予定だ。

 3回目の今年は打ち上げ場所をうらり沖の船上から魚市場先の堤防に変更した。スポンサー集めに奔走した香山委員長は「打ち上げ場所が近くなり、臨場感があるはず」と本番を心待ちにしている。

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