「またね」ハグで再会誓い ハワイのウチナーンチュが帰国 世界大会の参加者ら

 第7回世界のウチナーンチュ大会で帰郷していたハワイ沖縄連合会(デービッド・ジョーンズ会長)の県系人ら約200人が8日、チャーター便で沖縄を離れた。空港には別れを惜しむ人の姿もあった。「また来てね」とハグを交わし、それぞれの帰路へ向かった。

 6年ぶりに開催された今大会。参加者にはさまざまな思いがあった。

 県系2世のヘレン・山内・柳村さん(91)は52年ぶりに来沖し、親戚と再会を果たした。「もう二度と会えないと思っていたから、奇跡のようで心底感動した。まめに連絡して、もう二度とお互いを見失わない」と話した。

 与儀カイラーさん(41)は、来沖6度目にして初めて大会に参加した。「この期間に帰って来られたことに感謝したい。三線を通して離島の文化にも触れられた。また来たい」と語った。

 (比嘉璃子) >>世界のウチナーンチュ大会の関連ニュースをまとめ読み!
 
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