高校野球、技術向上へ初交流戦 本県選抜VS鹿児島選抜 13日、都城

 県高野連と鹿児島県高野連は、各県選抜チームの交流試合を13日に都城市で行う。両県高校野球の強化や発展を目的とした初の試み。
 これまでは日本学生野球協会から海外遠征を伴う国際試合に限り県選抜チームの構成が許されていたが、今年から国内の各地区同士による交流試合などでも可能になった。
 本県選抜は17校から選出された2年生25人。各学校が計58人を推薦し、先月中旬に選考会を実施した。秋季九州大会県予選を制した宮崎商の永山翔琉と岡元天伸のバッテリー、同準優勝の高鍋からエース山床志郎らがメンバー入り。日章学園の濱中千裕が主将を務め、同校の畑尾大輔監督が指揮を執る。
 県高野連の兒玉正剛理事長は「交流を通じ自分のレベルや課題を把握し、経験をそれぞれのチームに還元してほしい」としている。
 13日に都城運動公園野球場で、午前10時と午後1時からの2試合を行う。入場料は一般600円、高校生200円、中学生以下無料。

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