飛行検査機に再生燃料、国交省 脱炭素化へ、国内混合は初

6月、報道公開された飛行検査機=中部空港

 国土交通省は、植物や廃油由来など、環境負荷の低い再生航空燃料を活用して、飛行検査機を運航する実証実験を来年行う。輸入した再生燃料の原料と通常燃料を日本国内で混合して、航空機を飛ばすのは初めて。品質管理やコストなどを検証し、安定的な供給網の構築につなげる。

 再生燃料は安全確保を理由に、通常燃料と混ぜる比率が国際ルールで制限されている。国交省によると、日本は海外で混合した輸入品に頼っているが、輸送規模が大きくコストなどに課題がある。

 政府は航空分野の脱炭素化を進めるため、2030年時点で国内航空会社の燃料使用量の10%を再生燃料に置き換える目標を掲げている。

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