ZOZO、初の実店舗開業 表参道、プロが無料で服提案

ZOZOが東京都内に開業する初の実店舗「niaulab(似合うラボ)」のイメージ

 インターネット衣料品通販大手のZOZO(ゾゾ)は9日、初の実店舗を東京・表参道で12月16日に開業すると発表した。服は売らず、プロのスタイリストが無料で客の好みに合いそうな服を提案し、新たな顧客体験を提供する。

 店舗は予約制で運営し、12月16日から通信アプリのLINE(ライン)で応募を受け付ける。利用者は、あらかじめファッションに関する好みや悩みを伝えた上で店舗を訪れると、スタイリストに似合う服を選んでもらえる。服を気に入れば、通販サイト「ゾゾタウン」で購入できる。

 店舗は貸し切りで1人に2時間以上をかけ、当面は1日に4~5人を受け入れる予定。

東京都内の実店舗開業に関する発表会で、ポーズをとるZOZOの沢田宏太郎社長(中央)ら=9日午前、東京都港区

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