冬の高速道路 関係者が安全祈願 津山、降雪シーズン前に出動式

津山高速道路事務所を出発する除雪車

 降雪シーズンを前に、高速道路の除雪や凍結防止の作業に当たる大型車両の出動式が9日、津山市河辺の西日本高速道路中国支社津山高速道路事務所であり、関係者が安全を祈願した。

 同事務所や岡山県警高速隊北部方面隊など10機関から約80人が参加。駐車場に並んだ除雪車や凍結防止剤散布車、パトカー計10台を神職がはらい清めた。

 出雲真仁事務所長が「西日本は昨年同様に寒くなると予報されている。準備を万全に安全第一で作業してほしい」と呼びかけた。作業員らが車両の回転灯や前照灯の動作を点検し、次々と出発した。

 同事務所は中国、岡山、米子自動車道と地域高規格道路・美作岡山道の一部の計115.1キロを管理している。2021年度の作業日数は前年度より12日多い67日だった。

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