Suicaが使えない駅でもチケットレスサービス開始へ JR東日本

JR東日本は、QRコードを使った新たなチケットレスサービスを2024年度に導入します。ICカードのSuicaが使えない駅でも、紙の切符無しで乗り降りできるようになります。

QRコードを使った乗車サービスの導入は、JR東日本の深沢祐二社長が8日の記者会見で発表しました。

JR東日本深沢祐二社長「全ての駅がSuicaが使えるようにはなかなかなりませんので、そういう駅ではQRを活用していただく」 検討されている具体的な利用方法は、始めにJR東日本の専用サイトで乗車券を購入してクレジットカード決済し、切符に代わるQRコードを取得します。

無人駅などでは、手続きなく乗車し降りる際や乗り換えの際、自動改札機のある駅でQRコードを表示したスマートフォンをかざすと新幹線も含め利用できます。

現在、宮城県では仙山線の愛子より西側や、東北線の小牛田より北側、陸羽東線の古川より西側、石巻線などにSuicaが使えない駅があります。

QRコードを使った新たなサービスは、宮城を含む東北エリアで2024年度後半からスタートし、その後、首都圏を含む東日本全域に広げていく方針です。

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