さぬきうどんを海外へ! 輸出用のうどんを開発 3年後にはアメリカへ本格輸出を

さぬきうどんの輸出に取り組む香川県の製麺業者が輸出用のうどんを開発し、池田知事を表敬訪問しました。

香川県庁を訪れたのは輸出用のさぬきうどんを開発した2つの製麺業者の代表です。

人口減などによってうどんの国内市場は頭打ちとなっていて、香川県は農水省の補助事業を活用し、アメリカを中心に海外への販路拡大を目指す事業を進めています。この事業に名乗りを上げたのが2業者です。開発した輸出用のさぬきうどんも持参し池田知事が試食しました。

輸出用のさぬきうどんは国内販売している商品の保存料などをアメリカの基準に適合させ、冷凍した出汁の上に冷凍したうどんと具材をのせたもので、全部で5商品が披露されました。

うどんは、もちもちとした食感の手延べうどんや、県がうどん用に開発した「さぬきの夢」を使ったものが使われていて、いずれも電子レンジなどで簡単に調理できます。

今後アメリカでのテスト販売を経て、3年後から本格的に輸出を開始したいとしています。

(香川県/池田豊人 知事)
「香川県の代表的な産業ですので、これが世界中のマーケットに広がることで、香川の経済の振興にも大きくつながると思う」

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