県が鳥インフル再発防止へ 観音寺市の養鶏場周辺のため池を消毒 香川

鳥インフルエンザの再発を防止するため、発生が確認された香川県観音寺市の養鶏場の周辺でため池の消毒が行われました。

9日に消毒したのは、観音寺市中田井町のため池「一ノ谷池」です。水生生物への影響などを考慮して外側ののり面にだけ消毒液を撒きました。

今回、香川県は2週間かけてため池13カ所を2回ずつ消毒します。

11月1日に高病原性鳥インフルエンザが発生した養鶏場の半径3km以内にはため池が205カ所あり、そのうち、渡り鳥が飛来する可能性が高く、近くに養鶏場があるため池が対象です。

(香川県畜産課 衛生環境グループ/大西美弥 課長補佐)
「鳥インフルエンザウイルスの発生防止対策というのはこれといって決め手がない。これで少しでも発生を予防することができれば。ただそれ一点です」

© 株式会社瀬戸内海放送