〔海外地震〕フィジー南方でM7.0 M6クラスの地震も相次ぐ(11/9)

米国地質調査所(USGS)によると、日本時間11月9日18:51頃、フィジー南方を震源とするM7.0の深発地震が発生しました。気象庁によると、この地震による津波の心配はありません。
なお、同じフィジー南方では、日本時間11月9日18:38頃にM6.8、日本時間11月9日19:14頃にM6.6の地震が発生しています。【11月9日22:00現在、レスキューナウまとめ】

【発生事象】(USGS)
震源地:フィジー南方(南緯26.0度 東経178.3度)
近隣都市の方角・距離:
北東  849.2 kmにトンガ・ヴァイニ
北東  851.1 kmにトンガ・首都ヌクアロファ
北東  857.2 kmにトンガ・オホヌア
北   878.6 kmにフィジー・首都スバ
北   921.5 kmにフィジー・ナンディ

発生日時(日本時間):11月9日18:51頃
震源の深さ:665.3km
地震の規模:M7.0
津波:津波警報センターは情報発表も、大きな被害のおそれはない。気象庁によると、この地震による津波の心配はない。

【フィジー南方を震源とする地震の発生状況】〔USGS〕
・11/9 19:14 フィジー南方 M6.6
・11/9 18:51 フィジー南方 M7.0
・11/9 18:38 フィジー南方 M6.8

■基礎データ
フィジー共和国
人口:約896444人
首都:スバ
在留邦人数:352人(外務省発表)

◆用語解説「深発地震」
・震源の深さが概ね300kmよりも深いところを震源とする地震。海溝付近から大陸プレートに潜り込む海洋プレートの上面(発見者の名前から「和達・ベニオフ帯」と呼ばれる)で発生し、双方のプレートの岩盤の性質の違いにより地震波の伝わり方が異なることから、震源近くよりも震源から遠く離れた場所で大きな揺れを感じることがある(異常震域)。

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