ロビー・ウィリアムス、訴訟を懸念し伝記映画の一部をカット「大勢が訴えるって」

テイク・ザットのメンバーとして名声を得、ソロ活動でも大成功をしているミュージシャンのロビー・ウィリアムス(48)が、法的問題を理由に伝記映画の一部をやむなくカットしたそうだ。『グレイテスト・ショーマン』で知られるマイケル・グレイシー監督による映画『ベター・マン』で自身を演じるロビーが、その製作過程について口を開いた。

ザ・サン紙のビザー欄によると、ロビーはロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでの公演でこう話していたそうだ。

「映画をまとめるのは酷いにも程がある。全てのストーリーを語ってから、大勢の人々から訴えられる可能性があるか確かめなきゃいけない。だからその脚本をたくさんの人に送って訴えられるかみてみたんだ。そしたら大勢が訴えるって分かった」

そして修正された脚本で自分だけが悪者を担うことになったと冗談を飛ばしてもいた。

「最初は少なくとも悪い奴が5人はいた。脚本には少なくとも5人どうしようもない奴らがいたんだ」

「で、いまその映画にはたった1人しかそんな奴がいない。君らがそいつを目の前にしている」

更にロビーはマイケル監督とのエピソードについてこう明かしていもいた。

「彼が一度僕の家に来てこう言ったんだ『君にやってもらいたいことがある』って」

「そしてこう話してきた。「見てくれこんな映画があるんだ。エンターテイナーについてのものさ。P.T.バーナムのね。時代を超えた世界最高のエンターテイナーだ」

「僕にその映画の脚本を見せてきて、喋り尽くしていた。そして思ったんだ、『よし(オファーが)来るぞ』って。彼は数曲を再生していたよ。素晴らしい曲なのは知っているだろ」

そしてマイケル監督は自分に主役ヒュー・ジャックマンの援助をして欲しかったそうで、「最終的に彼からこう言われた。「君が必要なんだ。やってくれないか?君がヒュー・ジャックマンに電話して、頼んで欲しいんだ。これが真実さ。(僕が主役だったら)どうなってたか想像してみてくれ」とロビーは続けていた。

(BANG Media International/よろず~ニュース)

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