原発の運転期間は「暦年で」 停止年除外案に規制委員長

記者会見する原子力規制委の山中伸介委員長=9日午後、東京都港区

 原子力規制委員会の山中伸介委員長は9日の定例記者会見で、原発が再稼働審査などで停止した年数を運転期間から除外する経済産業省案について「規制はカレンダー通り、暦年で評価するのが委員会の共通認識だ」と述べた。原発は停止期間中も設備の劣化が進むため、審査では運転開始後の経過年数で判断する考えを改めて示した。

 山中氏は「利用推進の政策に意見を述べる立場にない。(運転開始後)30年だろうが、50年だろうが、その時に規制基準を満たすかどうかが重要だ」と指摘。停止年数が除外されたり、運転期間の上限が撤廃されたりしても「規制を緩めることはない」と強調した。

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