男性2人を暴行、監禁容疑 厚木の男ら5人逮捕 グループ間で金銭トラブルか

座間警察署

 男性2人を暴行、監禁したなどとして、県警暴力団対策課と座間署などは9日までに、生命身体加害略取と逮捕監禁致傷の疑いで、厚木市関口、自称建設作業員の男(21)ら5人を逮捕した。県警は男らの認否を明らかにしていない。

 逮捕容疑は、相模原市南区御園5丁目、無職の男(21)ら16~21歳の男4人=いずれも同容疑で逮捕=らと共謀し、4月22日夜、座間市内の駐車場に藤沢市在住の男性会社員(18)と別の男性会社員(20)を誘い、金属バットで殴るなどの暴行を加えて車で連れ去った。藤沢市内のアパートで23日午後5時25分ごろまで逮捕監禁し、腰の骨の一部や鼻の骨を折るけがを負わせた、としている。

 県警は、他に10人程度が関与したとみて捜査している。県警によると、男らと、男性会社員らのグループ間で金銭トラブルがあり、県央地区に拠点を置く男らのグループが、男性会社員ら約5人を呼び出した。現場から逃げた男性が「友だちが拉致されそう。助けてください」と110番通報していた。

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