政府の観光支援事業「Go To トラベル」を利用し、借りたアパートを宿泊施設と偽って客が泊まったように装い、国から給付金約1300万円を詐取したとして、神奈川県警捜査2課と中原署は9日、詐欺の疑いで、川崎市中原区木月、会社役員の男(35)を再逮捕した。
再逮捕容疑は、2021年1月、実際に泊まっていない客が同事業を利用して泊まったようにオンラインで給付金を申請し、20年12月分に当たる計約1300万円を、自身が管理する口座に振り込ませて詐取した、としている。「詐欺をやったことに間違いない」と容疑を認めている。