きょう（木）は、広い範囲で晴れて西日本や東日本は広い範囲で20℃を超え、東北でも20℃くらいまで上がる所がある見込み。この時季としては暖かく、一か月前くらいの陽気になりそうだ。ただ、北日本は日本海側を中心ににわか雨や雷雨の所があり、沖縄も雨が降りやすく雨脚の強まる所がある見通し。

日中は20℃超え　ぽかぽか陽気

　朝は各地で上着がいるくらいの冷え込みとなっているが、日中は日差しとともに気温が上がり、最高気温はきのう（水）より高い所が多い見込み。西日本や東日本では20℃を超える所が多く、この時季としても高めとなる。東京では22℃、仙台でも20℃まで上がり、10月中旬並みの陽気となる見通し。鹿児島では25℃と夏日の予想で、動くと汗ばむくらいになりそうだ。朝と日中の気温差が15℃くらいになる所もあり、寒暖差が大きいため、調節のしやすい服装を心がけたい。

洗濯日和続く　北日本はにわか雨や雷雨も

　高気圧に覆われてきょうも晴れる所が多い見込み。ただ、前線が通過する影響で、北海道では朝のうちはにわか雨の所がありそうだ。日中も西よりの風がやや強く吹くため、強風や高波に注意が必要となる。

　雨雲は次第に南に下がり、東北の日本海側や新潟周辺では今夜にかけて一時的に雨の強まる所もある見込み。晴れ間があっても急な雨や雷雨に注意が必要だ。
　沖縄は高気圧の縁をまわって湿った空気が流れ込みやすく、雨や雷雨がありそうだ。
（気象予報士・及川藍）