がん体験役立てたい 情報収集し冊子に 県内の女性5人が創刊へ 

来年2月の創刊に向けアイデアを出し合う「Baton」編集メンバー=11月、宇都宮市内

 がんを経験した県内の女性5人が、闘病の体験談や患者会などの地域に密着した情報を集めたフリーペーパーの発行を進めている。合言葉は「私たちの経験を誰かのチカラに」だ。

 「頭が真っ白になってしまい何も考えられなくなった」「治療中つらいこともたくさんありましたけど、周りの友達に助けられました」「(今は)やりたいことを優先して過ごしています」。がん経験者からのアドバイスブックと銘打ち今秋発行した冊子「Baton(バトン)」創刊プレ号。がん経験者(サバイバー)の本音が並ぶ。

(問)バトン編集部028.689.8859。

 

がん経験者に役立つ情報を掲載する「Baton」プレ創刊号
がん患者を支援する冊子「Baton」を編集したメンバー=11月、宇都宮市内

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