県系のトクダ氏が米下院に初当選 沖縄系初の米連邦議員がハワイ州から誕生 米中間選挙

 米中間選挙が現地時間で8日投開票され、ハワイ州から元同州上院議員で沖縄県系4世のジル・トクダ氏(46)=民主党=が米連邦議会の下院議員に初当選を確実にした。ハワイ沖縄連合会によると、米連邦議会で県系の当選は初めて。トクダ氏は第2区から選出された。日本時間9日午後7時現在、開票作業は続いている。

 トクダ氏は「大変光栄だが、大きな責任も感じる。地域や文化への奉仕と献身を忘れずに、国会で先人たちの努力に敬意を表すような働きを続けたい」と話した。

 トクダ氏は小禄、具志川、豊見城、越来にルーツを持つ県系4世。

 同日投開票された州知事選では、前副知事のジョシュ・グリーン氏が初当選した。県系3世のデービッド・イゲ米ハワイ州知事は12月に退任する。

(比嘉璃子)

© 株式会社琉球新報社