昨春の選抜高校野球大会に出場した聖カタリナ学園高(松山市)は10日までに、野球部内で集団暴行があったとして、いじめ防止対策推進法が定める重大事態と判断し愛媛県へ報告した。県私学文書課は「より具体的な報告が学校から来るのを待って、調査の必要性を判断する」としている。
同課によると、学校側からの報告は2日付。報告内容によれば、集団暴行は野球部の寮内で5月に1、2年生13人の間で起きた。9人が4人をいじめた。同様のトラブルは昨年11月にもあり、4人が1人をいじめたという。
学校側の第三者委員会は、取材に集団暴行の具体的な内容を明らかにしていない。