宮城・大崎市の一ノ蔵が純米酒の部で特別賞を受賞 東北清酒鑑評会

東北6県の日本酒の製造技術と品質を評価する鑑評会で、宮城県大崎市の酒蔵、一ノ蔵の純米酒が評価員特別賞を受賞しました。純米酒の部で宮城県の受賞は初めてです。

2022年の東北清酒鑑評会には、東北6県の142の酒蔵から吟醸酒と純米酒計271点が出品されました。

香りや口当たりなどが審査され、大崎市の一ノ蔵の純米酒、一ノ蔵笙鼓が、最優秀賞に次ぐ評価員特別賞を受賞しました。純米酒の部で県内の受賞は初めてです。

一ノ蔵笙鼓は、フルーツのような甘さと旨味と酸味が調和した味わいが特徴だということです。

一ノ蔵鈴木整代表取締役社長「コロナ禍で時間はありました。生産調整もしました。その中で米一粒酒一滴と向き合う時間を十分にいただけたことで技を磨くことができ、この受賞につながったと感じていますので、ありがたいと思っています」

県内ではこのほか、日高見や鳳陽、山和など9点が優等賞に選ばれました。

© 株式会社東日本放送