中間選、Z世代の下院議員が誕生 最年少、銃規制訴え

民主党のマクスウェル・フロスト氏(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】米中間選挙の下院選では、南部フロリダ州で出馬した民主党候補の銃規制活動家マクスウェル・フロスト氏(25)が最年少の当選者となる見通しだ。米メディアは9日までに、1990年代半ば以降生まれの「Z世代」と呼ばれる若者で米下院の議席を獲得するのは初めてと伝えた。

 フロスト氏はツイッターに「私たちは勝った。Z世代の歴史をつくった」と投稿した。米国の憲法は下院議員の条件を25歳以上と定めている。

 民主党のバイデン大統領も「素晴らしいスタートを切った。長く輝かしい経歴になるだろう」と上院議員に初当選した自身の過去も振り返り、喜んだ。

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