仙台・西公園の高さ20メートルの巨木が傾く 11日に伐採

仙台市青葉区の西公園で巨木が傾き倒れる恐れがあるため、仙台市は11日に伐採することを決めました。

青葉区の西公園では、広瀬通沿いの入り口近くに生える高さ20メートルのアカシアの木が傾き、仙台市は周囲を立ち入り禁止にしました。

仙台市公園課和泉智哉主査「根が半分持ち上がっている状態なので、このまま倒れて倒木する可能性があり通行する人の上に倒れていくという可能性があるので、危険木ということで扱います」

仙台市によりますと、10月27日に市民からこの木が傾いていると連絡があり、市は経過観察していましたが10日になって更に傾いたとの連絡が市民団体から寄せられました。

傾いた木は樹齢50年以上とみられ、幹の周囲が約3メートルあります。

根の腐りや立ち枯れは見られませんが、本来は放射状に張っている根の片側が浮いているのを確認しました。

市は木の撤去を決め、11日午前から伐採作業を行います。

© 株式会社東日本放送